在英日本総領事館お知らせ

日本総領事館からのお知らせ 消費者トラブルの相談 2008年6月18日

1.当館には、在留邦人の方から様々な御相談が寄せられておりますが、最近は、商品やサービスの購入、インターネット上での取引、各種スクールや習い事の授業料支払い、住居の賃貸契約等の際のトラブルやクレジットカード等の不正使用に関する御相談が多く寄せられております。


2.これらのトラブルに巻き込まれないためには、信頼できる相手からサービス等の提供を受けることや、相手を十分に調べた上で取引を行うことが求められます。こうした消費者トラブルの案件は、契約時に冷静さを欠いていることもあり、後になって考えると、どうしてこのような契約してしまったんだろうと後悔することも少なくありません。事前にトラブルを防ぐためには、即断することなく、必要に応じて、第三者の意見を聴いてから判断することも考えられます。


3.しかし、どんなに注意していても、結果としてトラブルに巻き込まれることはあり得ます。実際にトラブルに直面しお困りの場合、当館にご相談頂ければ、相談内容に応じ、英国内の適切な相談先のご案内や解決方法のアドバイスを行います。また、当館のホームページには、各種相談先を掲載しておりますので、こちら(www.uk.emb-japan.go.jp/jp/consulate/taizai.html)を御活用ください。


4.英国における消費者保護を担っている団体としては、Trading Standards(www.tradingstandards.gov.uk)があります。Trading Standardsは、各カウンシルに設置されており、次のようなサービスを提供しています。
(1)解決方法のアドバイス
(2)法的なアドバイス
(3)クレームレターの作成支援


5.上記のような公的機関からアドバイスを受けることも意義がありますが、その場合、基本的には、個人の名前で、相手方との交渉や裁判を起こすことになります。事案によっては、かえって、より深刻なトラブルに巻き込まれることになる可能性もあります。損害の多寡にかかわらず、事態の悪化を避けるという観点からも、必要に応じて、弁護士に相談し、弁護士を代理人として対応することをご検討ください。当館では、日本語で対応可能な弁護士も紹介しております。


6.他方、御相談の中には、悪徳商法や詐欺まがいの手口による被害もあります。
このような場合、被害に遭った方が、地元の警察や関係当局に通報していただくことが重要ですが、当地邦人社会に広く被害が認められるような事案では、当館としても当地警察等に連絡しつつ、情報収集に努めていますので、当館にも御相談ください。

御相談・報告のあった情報は、個人が特定できない形で、在留邦人の方への注意喚起に利用させていただきます。



在留邦人の被害情報(詐欺)2008年6月17日

1.最近、ロンドン市中心部において、複数の邦人旅行者が下記の手口による詐欺の被害に遭ったとの報告がありましたので、ご注意ください。


(1)犯罪の手口

(イ)旅行者風の人物(一見イタリア人風)が地図をもって質問をしてくる。

(ロ)これに応じていると、警察官(私服)と称する二人組みが現れ、偽造の警察IDを見せた上で、旅行者風の人物が尋問を受ける。同人は、偽警察官にIDやクレジットカードを見せ、暗証番号を伝える。偽警察官は、無線機を使いどこかに確認をとる。

(ハ)次に、偽警察官は被害者の邦人に対し、ID及び所持しているすべてのクレジットカードの提示を求め、さらにカードの暗証番号を聞いてくる。正確な番号を言わないと警察署へ連れて行くと高圧的になる。

(ニ)偽警察官は、無線機でどこかに連絡をした後、カード類を返却するが、1~2枚を気づかれないように抜き取り、立ち去る。

(ホ)数十分以内にそのカードが不正使用される。



(2)対策

(イ)見知らぬ人物が近づいてきた場合には、可能な限りかかわり合わないようにする。また、人気のない場所には絶対に付いて行かない。

(ロ)警察官が、クレジットカードの提示を求めたり、暗証番号を聞くことはありませんので、不審に感じられた場合には、周囲にいる人に助けを求める。

(ハ)本件犯罪に巻き込まれた場合には、速やかに警察へ通報するとともに、カードの停止措置を行う。



安全・テロ情報 レイプ被害情報  2008年3月7日

1.当国内務省の統計によれば、年間13,780件(2006-2007England 及びWales)のレイプ事件が発生しています。また、2007年において日本人の被害が数件あったとの情報もあります。
「私は無関係。私は大丈夫。」という意識を捨てて、危険性について認識しましょう。
男女共にレイプ事件は次のような人との間や場所で起こりやすいとの統計があります。


●パブやクラブで知り合った人
お酒が入ると無防備になりがちです。

●大家やフラットメイト
大家や同居人がどのような人物か、きちんと見極めてから入居を判断しましょう。
(フラット見学の際も不動産屋を通す、複数人数で行く等十分な注意が必要です。)

*多くの性犯罪が、(見ず知らずの者ではなく)被害者と何らかの面識がある者によって行われています。

●人気のない公園や道
基本的に夜道は歩かない。避けられない場合はタクシーやナイトバス等の安全な交通手段を使いましょう。*子供が被害者になることもあります。注意をしてください。

2.もしも事件に巻き込まれてしまったら…。

もし被害にあわれれば、お一人で悩まず、下記の組織、団体に相談されることをおすすめします。


(1)警察へ連絡。
緊急に助けが必要な場合、999番通報をしてください。また、事後、警察への通報を望む場合、999番通号のほか、最寄りの警察署を直接訪れても良いですし、英警視庁には性犯罪を専門に取り扱うSapphire Unitという部署を持つ警察署が多数ありますので、そちらに相談することも有効です。Sapphire Unitの連絡先は下記サイトで見つけられます。
http://www.met.police.uk/sapphire/find_team.htm


(2)警察への連絡はためらわれるが、何らかの支援を受けたい方は、被害者支援団体の支援を受けることができます。The Havensは、ロンドン警視庁とNHSが支援するレイプ被害者援護団体です。The Havensは被害者の意向を尊重しますので、被害者の同意なし警察への通報は行いません。また、日本語通訳の用意も可能であり、次のようなサービスが原則無料で受けられます。


●性病検査 
●心のカウンセリング
●希望があれば、被害者に代わり事件を警察へ届け出ます。
●信用できる堕胎施設を紹介します。(但し、堕胎費用は有料です。)

連絡先:Haven - Paddington
St Marys Hospital, Praed Street, London
Tel:020 7886 1101
http://www.thehavens.org.uk/index.htm

また、Victim Supportなどの犯罪被害者支援団体が全国にあります。Victim Supportについては下記サイトをご参照ください。
http://www.victimsupport.org.uk/vs_england_wales/coping_with_crime/specific_crimes/rape.php

(3)総領事館でも相談をお受けしています。
当館では被害者の許可無しに、情報を外部に開示することは致しません。



在留邦人の被害情報(強盗、空き巣) 2008年2月26日

1.被害情報

(1)当館に対し、昨年11月に発生した4件の路上強盗事件については、12月5日付けで注意をお願いしたところ(詳しくはこちら http://www.uk.emb-apan.go.jp/jp/consulate/19_12_05_rojougoto.htmlですが、その後、同11月を含め最近4ヶ月間に、ロンドン西部のアクトン及びイーリング地域にお住まいの在留邦人の方から次の被害報告がありました。
・住居侵入による強盗1件
・住居侵入による窃盗3件(うち1件は、居住者が在宅)


(2)上記強盗事件は、複数の犯人による犯行であり、被害者の方は、犯人より暴行を受けて怪我をされています。


(3)当館から担当の警察に照会したところ、同地域では、住居侵入による窃盗(Burglary)が多発している。また、最近は、開いている窓ガラスから侵入するようなタイプではなく、ドアや窓ガラスを壊したり、こじ開ける等の手段で侵入する手口が多くなっているため、厳重な防犯対策が必要である旨の説明がありましたので、下記防犯対策等を参考にご注意ください。


2.防犯対策

(1)ロンドンの警察では、各地区ごとにSafer Neighbourhoods Teamを配置しており、防犯のアドバイス等に応じています。
お住まいを担当するTeamを探すには、下記のサイトへ。
http://www.met.police.uk/saferneighbourhoods/

各地区ごとの犯罪状況を知るには、下記のサイトへ。
http://www.met.police.uk/crimefigures/index.php


(2)住居侵入に関する犯罪には、防犯アラームの設置及び適切な使用が有効であるとされています。特に、就寝中等在宅時における住居への侵入犯に対しては、次のような対策を参考にして下さい。

・ 防犯アラームは、警察への通報がなされる契約とする。
・ 在宅時でも、防犯アラームをONにしておく。(例:2階建て住居では、就寝中は1階のみセンサーをONとする。)
・ 予め家族で退避する部屋を決めておき、部屋の内側から施錠出来るように整備し、いざという時には、その部屋に逃げ込み、警察の到着を待つ。又は携帯等で外部へ助けを求める。
なお、防犯アラームについては、次のサイトを参考にしてください。
http://www.met.police.uk/crimeprevention/alarms.htm


(3)家を留守にする場合は、次の防犯対策を心掛けてください。
 通りに面したゲートを閉める。
 侵入が容易な窓を閉める。
 はしごは安易に庭などに置かない。
 郵便受けや玄関マット下に玄関扉の鍵を置かない。鍵には名前、住所等を書かない。
 外部から見える場所に貴重品を置かない。
 旅行に出かける際は、留守を察知されないよう、新聞、牛乳等の配達を停止したり、近所の人に駐車場を使用させる。
 帰宅時に家の様子がおかしいと感じられた場合は、家の中での鉢合わせを避けるため、すぐに中に入らず、近隣や警察に助けを求める。



在留邦人の被害情報(詐欺)

日本総領事館からのお知らせ

2008年2月15日

安全・テロ情報   在留邦人の被害情報(詐欺)

1.最近、ロンドン市中心部のロンドン大学付近において、当地在留の邦人学生複数が詐欺の被害に遭ったとの報告がありました(概要下記の通り)。本件につきロンドン大学からも、「大学にも複数の被害報告が寄せられ、アジア系の学生が狙われているようである」旨の連絡がありました。

2.当地警察からは、見知らぬ者から声をかけられ、金品の貸与等を求められた場合等は、絶対にこれに応じないことが重要であり、類似の事件は頻繁に発生している旨のアドバイスがありましたので、皆様も十分ご注意願います。

3.当館としても当地警察等に連絡しつつ、情報収集に努めていきたいと思いますので、在留邦人の方で、同様の犯罪被害に遭われた場合には、最寄の警察に届出て頂くとともに、差し支えない範囲で当館に報告いただければ、幸いです。報告のあった情報は、個人が特定できない形で、在留邦人の方への注意喚起に利用させていただきます。

<事件の概要>
ロンドン大学(University of London, Vernon Square, Penton Rise, London WC1 9EL)付近の路上において、次のような人物から声をかけられ、「盗難にあったので助けてほしい」と言葉巧みに高額な金銭の貸与を求めてくる。
・白人男性、
・身長170cm程度
・こげ茶色の髪
・イタリア語アクセントのある英語を話す。
・職業はモデル、父親はイタリアのセレブであると称している。
・シルバーの小型車に乗っている。